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人生とはエロスと野望に満ちている

ゲームの事とか毒吐きとか・・ ときどき過去のものも整理したりしています

   

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Five years before

My friend

親に対する最初の印象的な記憶が
その人の愛情に対する基本的な考え方につながっている、と
本で読んだことがある。


最初の記憶かわからないが
私が覚えているのは、子どもプールで頭を打ったときのことだ。
3歳ぐらいだった。

その瞬間の頭の痛みは覚えていない。
ただ
自分の感覚が麻痺していく中で
周りの状況を冷静に見ている自分がいた。


父が私の髪をかきわけて
「これは大変だ」
と言ったことをはっきりと覚えている。
きっと、血がかなり流れていたのだと思う。

そのまま病院に運ばれ、頭を縫われた。
手術中は痛みを感じたことを覚えているが、
ほとんど泣かなかったので
終わってから医者や看護婦にほめられた。

頭から血を流して縫い終わるまでの間
まったく不安を感じなかったのは
おそらく、父の最初の一言があったからだと思う。

 
この人が本気になってくれているから大丈夫だ、と。

守られていると感じたのだ。


 

人を好きになるのは簡単で
会っているときだけ好きになるのはもっと簡単だ。

けれど、人を守るのは、
そして守っていることを相手に感じさせるのは、容易ではない。


彼氏彼女や夫婦という約束された関係にありながら
相手の気持ちに不安を感じることがあるのは
「守られている」
という感覚が薄いからかもしれない。

自分が血を流したとき、流しそうなとき
この人は迷わず行動してくれるという確信を持てず
もしかしたら腰が引けてしまうのではないか、という不安だ。


そう考えてわが身を振り返ると
いままで自分のことを好きになってくれた人はいても、
守ってくれた、あるいは見守ってくれた人がいたかどうかは、怪しい。

そして、自分も
相手を好きだと思っていたつもりでも
見守っていたかどうかは、やっぱり怪しい。
見守っていたい、とは思っていたかもしれないが。



幼い頃の記憶が示すものを信じるなら
相手に守られ、相手を守るという
エゴを超えた信頼関係を築けなければ
自分はいつまでも物足りなさを感じているのだろうなと改めて思う。

 

愛情のようなものをなんとなく示し合う関係は
それなりの栄養にはなるが

安眠できるほどお腹は満たされないのだ、と。



私の大好きなお友達の日記
時々読み返したくなる

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まひろ~~w

  • by 管理人
  • 2011/09/11(Sun)17:04
  • Edit
赤ちゃんの頃にママンが私を落っことした事あるぞww


だから今こんなに立派な人にヾ(*´∀`*)ノ

無題

  • by mahiro
  • 2011/09/10(Sat)12:28
  • Edit

ぐるぐる小さい頃頭打ったから
今こんな・・・(ry....ぐはっ!!

っと思ったら友達のか(^q^)♪w

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