深夜のDiscoveryチャンネルは、
「嬰児大量殺人」というお題の歴氏番組を見た。
紀元前一世紀のローマ帝国の遺跡の一部から、43体の嬰児の遺骨が見つかったという。古代ローマでは、嬰児の処分は法律で認められていたという。

栄華を誇ったローマ帝国の闇の部分・・・。
しかし、現代の感覚で判断して批判する事はできないだろう。時代背景も全く違うし、食べる事や生き抜いていくという事は、はるかに今よりも厳しかったはずだ。
日本でも間引きという習慣があった。そうしければ家族が生活していけないから。

古代ローマでは中絶は命の危険が大きい為、生んでから処する方法が取られたらしい。骨の状態から育った経緯がない事から、生まれてすぐに下水に捨てていた らしい。(しかし、これは浴場の下の下水から骨が見つかった事から、売春宿で売春婦が生んだ子供の話に焦点は搾られている)

嬰児といえども人間・・願わくば苦しみのない死であった事を祈りたい。


紀元3世紀ごろ、ローマ皇帝がキリスト教に改宗し、嬰児の処分も禁止されたという
[0回]
PR
COMMENT